24日のクリスマス・イヴは群馬県で開催されたGUNMAオープンに参加させて頂きました。
主催して頂きました関係者の皆さま、会場設営や案内、片付け等をして頂きました地元チーム関係者の皆さま、対戦して頂いたチームの皆さま、お世話になりました。

前の週の大会で1つの結果を残せたチーム。
次なる課題は「勝ち続ける」ことでした。

一昨年、チームを初めて全国大会に連れて行ってくれた世代。
そこには全国で2位になる絶対王者が君臨していました。
昨年、夏の全国を逃すものの、それ以降は県内の大会で負けることを見たことがない、絶対王者がいました。
「勝ちつづける」ことがいかに難しいことなのかを学べた1日でした。

予選1試合目、2試合目を攻撃陣の奮起により勝ち越し、迎えた3試合目。
茨城県の強豪チームは、前回の北関東大会で対戦し、接戦のなかなんとか勝たせて頂いた相手です。
待機中の相手選手の雰囲気からも「今日は絶対に負けない。1位通過は譲らない」といった気迫が感じられます。
それに対する自チーム選手たち。。。。
それが「自信」なのか「過信」なのか、新米コーチの私には分かりませんでした。

予想通り激しい打ち合いのなか、最後の30秒で逆点。
しかし、相手も譲りません。残り30秒を切ったところから怒涛の攻撃にあえなく撃沈。。。。
それでも予選2位でなんとか決勝トーナメントへ。

昼食を挟んでの決勝トーナメント1回戦。同じく予選2位通過の地元の強豪。監督曰く、ねばり強さのあることで定評のあるチーム。
昼食後のアップ。子どもたちはリラックスした表情です。
それが「自信」なのか「過信」なのか・・・・

試合開始。
相手エースのアタックの前に次々と崩されるライン。
確かに相手エースのアタックもすごい。でも、先週の大会では、逃げずに当たってボールを攻撃陣に繋ぐ勇気があったはずでした。。
攻撃陣もリードを奪われながらも冷静にボールキープを意識しながら淡々と攻撃のチャンスを待つ余裕が先週は見てとれたのですが。。。。

「自信」と「過信」は紙一重。
「自信」を崩されたとき、必要以上に冷静さを失ってしまうもの。。。。

子どもたちにとっては楽しい1日であるはずのクリマス・イヴ。
選手たちにとっては、とても苦しく辛いけど、大切な大切なプレゼントだったと思います。

同時に「絶対王者」を子どもたちに求めた自分にも反省。。。
具体的な理由・根拠もなく、「夢」を子どもたちに求めることは指導者として失格です。
現実を冷静に考えれば、今年はどこのチームにもチャンスがあるシーズン。と同時にピンチもあるシーズン。春からずっとその中を頑張ってきた先にあったあの1日。

転んだら立ち上がればいい。
転げ落ちたら這い上がればいい。
今までだってずっとそうしてきたんだ。
何度負けても、あきらめずにいつか勝つと信じて這い上がることができた選手たち。
本番まであと1ヶ月。
またはいあがればいい。