この週末の土・日と市内チームに合同練習にお誘い頂きました。
主催チームの皆さん、ありがとうございました。

日曜日は仕事で出張のため、土曜日のみ帯同。
市内チームの他に岩槻のチームも参加の計3チームでの交流戦形式です。
怒らないために、体育館に到着後、タバコを吸って時間を潰してアップが始まったのを見計らって体育館に入場(笑)。

1巡目。
ボールの支配権を維持するという意識は見られるものの、簡単なパスミス、アタックミスによりボールを奪われると、ディフェンス陣が持ち応えられません。・゚・(ノД`)
『当てなきゃならない』、『キャッチしなきゃならない』じゃないんだ。
「●●しなきゃならない」ってどういう時に使う言葉?
「宿題しなきゃならない」、「掃除しなきゃならない」。。。
「●●しなきゃならない」って本当はやりたくないことをやらなくてはならない時に使う言葉でしょ?
「当ててやる!」、「キャッチしてボールを奪ってやる!」
「●●してやる!」っていう、みんなが「やりたいこと」なんじゃないの?
なんで「当てる」んだ?なんで「取る」んだ?
みんな「勝ちたい」からだよね?勝つとより楽しいからだよね?それを知っているよね?

2巡目
アタッカーを6年生の3人に変更。
元々のアタッカー6年生の3人が思い切り声を出す。
それに応える6年生アタッカー3人。
ディフェンスも5年生が徐々に本来のキャッチに戻りつつある。
3巡目
アタッカーを5年生3人に変更。
最初は戸惑っていた6年生。しかし、5年生アタッカー陣の猛攻が決まりだすとお祭り状態に
4巡目
いよいよ、今日のやりたいこと。
全員を集める。

アタッカーを元に戻す。
ここからだ。6年生7人を集める。
監督はみんなに1つずつ役割を与えているんだ。
センターは守備の要。このチームでセンターを任せることができるのは。R「君しか」いない。
ディフェンスにおいて両サイドの選手の守備は重要だ。そのポジションを任せることができるのはFとH「君たちしか」いない。
たった1本のキャッチが、チームのみんなに勇気を与え、応援席のお母さんたちが歓声をあげるのはY、「君しか」いない。
チームのみんなに「勝てる」と思わせることができるエースのアタックを撃てるのはT、「君しか」いない。
試合が進んでいく中で、今、何をしなければいけないのか、それを声に出せるのは、一番長くやってきたH、「君しか」いない。
コートの中で、監督ならコーチなら、今何を言うのかを考えて伝える役割であるキャプテンを任せることができるのはH、「君しか」いない。

監督が君たちの1番輝ける場所を考えて任せたポジション・役割。
みんな一人一人がそれをしっかり自覚して、仲間を信じて闘えば絶対に勝てる。
一人一人の役割は違うけど、それぞれが自分の、そして仲間のプレーを信じてコートで闘う。
それが『全員ドッジ』じゃないかな?
今日のみんなならできるはず。次の4巡目。ここが勝負だ。

5年生。君たちが6年生になったとき。本当に全国を目指すのであれば、君たちは5年生であってはいけない。既に6年生のつもりでプレーすること。相手に怯むな。「自分たちの力で6年生を勝たせる」くらいの気持ちでプレーしろ。
君たちは、4年生の最後の大会で「優勝」したことがある最強の5年生なんだから。できるでしょ?

そこには、アタッカーができないことに不満顔の6年生はいませんでした。
強烈なアタックを打ち込んでくる相手エースに怯む5年生はいませんでした。
全員が自分から声を出す姿が見られました。

日曜日の夜、仕事を終えホテルに入ると監督からラインが。
「今日も気合十分で相手に攻撃権を全く渡さないドッジボールができました」
5年生の次男坊のラインが。
「今日は5年生アタッカーだけで、全滅させました!」

さぁあと2週間。頑張ろう。