私がチームのコーチとしてスタッフになったのは一昨年の夏の前。
当時は次男坊がまだ3年生で、5月の合宿に保護者お手伝いとして帯同。
夜のスタッフ・保護者の懇親会で監督と代表からコーチとして手伝って欲しいとの申し出が。
それまで私は40歳からはじめた「よさこい」に夢中になっており、次男坊がドッジを始めるまでの夏~冬の週末はお祭りで踊り子として楽しんでいた。
「よさこい優先でもいいから。空いてる時間でいいから。」とのお言葉を頂き、ありがたくスタッフの一員に加えてもらった。
夏のよさこいシーズンのはじまり。
私がお世話になっていた連は、新潟県柏崎市で開催されるよさこい祭りからシーズンインが恒例。
コーチとなって間もない私はもちろん、よさこい優先。チームにとって初披露だから。
しかし、その日は夏の全国予選。
オフィシャルチームは6年生がいなく、5年生・4年生と3年生の次男坊。
これまでの次男坊のジュニアチームがいきなりオフィシャルの中心に。
それでも、これまでのジュニア時代のプレーを見てきて
「まぁ、彼らならベスト8は固いでしょ。来年、来年」
と、美味しいお酒に酔い、翌日のお祭りを楽しんでいた。
「第一試合 ●●に負け」
「第二試合 ▲▲に負け」
試合のお手伝いに回った妻からメールで戦況報告。。。
「なにやってんだか・・・」
結果は予選落ち。
5年生チームとはいえ、予選落ちするようなメンバーではない。
翌日の練習。
監督・代表・スタッフ・選手で緊急ミーティング。
「君たちは本当に全国大会を目指すのか?」
監督と代表が聞きたいのはその1つだけ。
前年の夏、埼玉県が開催地ということで協会推薦枠で夏の全国を経験した5年生。
「今度は自分たちの手でカラーコートでプレーしたいです」
当時は5年生、今の6年生の彼らの目は真剣だった。
「全国大会かぁ。。。テッペンかぁ。。。」
私は中学・高校・大学と10年間、体育会のバスケ部に所属し「勝つためのバスケ」をやってきた。
それだけに、「全国」・「テッペン」を取るということがどれだけの覚悟が必要かわかっているつもり。
子どもたちの目を見る。
次男坊が初めて出場した大会。
ジュニアチームとして初入賞。
表彰式で賞状をもらったのはキャプテンではなく次男坊だった。
「今日は初めてのHが一番頑張ったから」
初めての賞状を受け取る役割を入団間もない次男坊に譲ったジュニアキャプテンのY。
オフィシャルチームになってもキャプテンを継いだY。
彼の目は真剣だった。
「しょうがない。よさこいはお休みだな。」
私の【覚悟】が固まった。
よさこいの連では役員をやっていたので、役員のメンバーには迷惑をかけることとなるが、シーズンイン間もなくの連代表に休止の意向を伝える。
「埼玉のテッペン取って帰ってきますから。そのときは祝杯宜しく♪」
あれから1年半ちょっと。
「彼らと一緒に全国に行こう」と全ての試合に帯同した。
それでも叶わなかった夢。
最後の試合では、あのときの覚悟を決めたみんなの目が見たいな。
当時は次男坊がまだ3年生で、5月の合宿に保護者お手伝いとして帯同。
夜のスタッフ・保護者の懇親会で監督と代表からコーチとして手伝って欲しいとの申し出が。
それまで私は40歳からはじめた「よさこい」に夢中になっており、次男坊がドッジを始めるまでの夏~冬の週末はお祭りで踊り子として楽しんでいた。
「よさこい優先でもいいから。空いてる時間でいいから。」とのお言葉を頂き、ありがたくスタッフの一員に加えてもらった。
夏のよさこいシーズンのはじまり。
私がお世話になっていた連は、新潟県柏崎市で開催されるよさこい祭りからシーズンインが恒例。
コーチとなって間もない私はもちろん、よさこい優先。チームにとって初披露だから。
しかし、その日は夏の全国予選。
オフィシャルチームは6年生がいなく、5年生・4年生と3年生の次男坊。
これまでの次男坊のジュニアチームがいきなりオフィシャルの中心に。
それでも、これまでのジュニア時代のプレーを見てきて
「まぁ、彼らならベスト8は固いでしょ。来年、来年」
と、美味しいお酒に酔い、翌日のお祭りを楽しんでいた。
「第一試合 ●●に負け」
「第二試合 ▲▲に負け」
試合のお手伝いに回った妻からメールで戦況報告。。。
「なにやってんだか・・・」
結果は予選落ち。
5年生チームとはいえ、予選落ちするようなメンバーではない。
翌日の練習。
監督・代表・スタッフ・選手で緊急ミーティング。
「君たちは本当に全国大会を目指すのか?」
監督と代表が聞きたいのはその1つだけ。
前年の夏、埼玉県が開催地ということで協会推薦枠で夏の全国を経験した5年生。
「今度は自分たちの手でカラーコートでプレーしたいです」
当時は5年生、今の6年生の彼らの目は真剣だった。
「全国大会かぁ。。。テッペンかぁ。。。」
私は中学・高校・大学と10年間、体育会のバスケ部に所属し「勝つためのバスケ」をやってきた。
それだけに、「全国」・「テッペン」を取るということがどれだけの覚悟が必要かわかっているつもり。
子どもたちの目を見る。
次男坊が初めて出場した大会。
ジュニアチームとして初入賞。
表彰式で賞状をもらったのはキャプテンではなく次男坊だった。
「今日は初めてのHが一番頑張ったから」
初めての賞状を受け取る役割を入団間もない次男坊に譲ったジュニアキャプテンのY。
オフィシャルチームになってもキャプテンを継いだY。
彼の目は真剣だった。
「しょうがない。よさこいはお休みだな。」
私の【覚悟】が固まった。
よさこいの連では役員をやっていたので、役員のメンバーには迷惑をかけることとなるが、シーズンイン間もなくの連代表に休止の意向を伝える。
「埼玉のテッペン取って帰ってきますから。そのときは祝杯宜しく♪」
あれから1年半ちょっと。
「彼らと一緒に全国に行こう」と全ての試合に帯同した。
それでも叶わなかった夢。
最後の試合では、あのときの覚悟を決めたみんなの目が見たいな。