ドッジボールのつぶやき

次男坊が所属していた競技ドッジボールチームのスタッフとして子どもたちと一緒に悩み、一緒に喜んでいます。 日々の練習・試合で感じたこと、思ったことを備忘録として残していきます。

2020年05月

埼玉県もいよいよ緊急事態宣言が解除されました。

とは言え、まだ感染リスクが無くなった訳ではないけど、それでもなんとく嬉しいものです。
「いよいよ始められるかな~?」と思っていた矢先、監督からラインで連絡が。

学校開放について、市の担当課に確認してくれたようなのですが、どうやら6/1から全面開放という訳にはいかなそうとのこと。。。
学校のクラブ活動の開始を6/27くらいからを予定しているようで、それに合わせる方向で検討が進んでるようです。
まぁ、学校も再開しても暫くは徐行運転。感染拡大防止のために体育館も使うんだろうし仕方ない。

「ひとまず学校開放までは外練習かな?」と最後に監督の一言。

これまで、4月からの2か月間、毎週末外練習やってきた。
でもそれは自主練習として。
いよいよチームとしての活動になるだけでも大きな前進。

早く体育館でという想いはあるけど、チームとしての活動を始めることができる。
それだけでもうれしい。

「ターンを早く。
 すぐにボールを見ること。
 後ろを見ていたら背中に当てられるぞ。」

いつもフォーメーション練習で子どもたちに言う言葉。

そう。ドッジボールは常に「前を向いて」やるスポーツ。

まだ、体育館の扉は開かないけど。
大きな公園やグラウンドで青空の下で練習することは「換気をよくする」という感染防止にはぴったりな練習環境と言える。

体育館じゃないから十分な練習はできないかもだけど。
家の事情で自主練習会に参加できず、一人でお家で頑張ってきた選手を少しずつ身体を動かすこと、汗をかくことに慣れさせるには丁度いいかもしれない。

「前を向いて」やるスポーツ。
何事も前向きにとらえよう。

この週末の土・日はいつもの通り、近所のグラウンドで集まれる子どもたちだけでの自主練習会。
2日間とも夏の陽ざしのなかで、子どもたちも見守る大人たちも汗だくで頑張りました。

集まるメンバーはいつも一緒。
いつも通りランニング、ラダートレーニングのあとにパス練習。

一生懸命投げてるんだけどね。。。うーーん。。。。

みんなを集める。
「パス練習ってなんの練習しているの?」
4年生S「相手の取りやすいところに投げる」
5年生M「ボールを取ったら早く投げる」
6年生H「相手の胸に投げる」

「それは練習するときに意識して取り組むべきこと。注意点だね。
 パス練習は、味方にボールを渡す練習なんだよ。
 ボールをキープしなければいけないとき。
 もし、ボールを持って相手のコートに入っていいルールなら、抱えたまま外野まで突進して外野選手に手渡しすれば絶対にボールキープできるよね。でも、そうするとラグビーみたいにタックルとかしないとボールを奪えなくなるね。
 10m離れた味方にボールを渡すための練習。投げる練習じゃないんだ」

やっと、パス練になる(*・ω・)ノ

それでも6年生のAのボールは安定しない。
というより、全く自分で意識して変えようとしていない。

練習に参加してくれている中1OBのHに「Aとパス練して。Aに投げ方を教えてあげて。」

HとAでパス練。黙々と。。。。。

Hを呼ぶ。
「Aの投げ方を見てごらん。自分が考えている投球フォームと何が違うのか?
 どうしてAのボールが左右にぶれるのか?自分の投げ方との違いを見つけて指摘してあげて」
HがAに投球フォームを見せている。
もう一度Hを呼ぶ。
「見せることも大切。だけど、何をどうすればいいのか?言葉で説明してあげて。
 Aが分かるような言葉で」
Hが色々とAと話している。少しずつAのボールの軌道が変わってくる。

休憩時間。Hを呼ぶ。
「OBになったら自分が上手くなるために練習に来るのはダメだ。
 後輩たちを勝たせるためのお手伝いに来ているんだ。
 でも、後輩たちに教えるというのは、自分の技術を言葉にすることだから決してHにとって無駄にならない。言葉にすることで自分も気づかなかったことに気づくこともある。そうすればHもまだまだ上手くなれる。
 早く、教えることに慣れていこう。」

学校が始まれば中学校が忙しくて練習に来てくれる日も少なるなるだろう。
でも、いつか後輩たちのために、このチームのために指導者として帰ってきてくれる選手を育てていこうと思う。

子どもたちだってかつて選手として活躍したOBに言われる方が素直に聞けるしね(゚∀゚)アヒャヒャ

自粛期間中、昔のDVDをたくさん見ている。

雑多に整理されれいたDVD。
これを機会にきちんと年度別・月別に整理した。

スタートは次男坊が1年生で入団した翌月の2016年1月。
DVDのラベルに選手みんなで撮った写真がプリントされている。
みんなかわいいなぁ。。。
2年生になった2017年度。少しずつメンバーが増えてきている。

初めてオフィシャルを経験した3年生の2018年度。
やっぱりジュニアの大会のDVDは少ないなぁ。。。
DVDのラベルの集合写真と一緒にその大会の順位が記載されているが、ベスト8どまり。。。
2018年度の合宿のDVD。この合宿の夜にスタッフに誘われた。
そしてその後の夏の大会のDVD。1回戦負け。。。この大会の日、まだ新潟でよさこい踊っていたなぁ。
結果をカミさんから電話で聞いて「何やってんだか。。。」とホテルの部屋で呆れていたな。
その翌日の練習。よさこいを辞めようと決心したっけなぁ。。。

ジュニア最終年度を経験させてもらった4年生の2019年度。
ジュニアのDVDを見ると次男坊がジュニアチームで出た試合は全て入賞している。
10人いないちびっこたちがラベルに笑顔で並んでいる。
5人で準優勝までいった協会杯。オフィシャルのDVDには優勝の文字。あれがあの代の最後の優勝。
びっくりしたのは、3月のお彼岸の3連休。毎日卒業ドッジ笑。
いっぱい、いろんなところに行ったなぁ。。。(どこかの体育館だけど笑)

そして5年生の2019年度。
こうして並べると、2018年度の大会の参加数が半端なく多かったことが分かる。

「ああ、このときは〇〇」
「この大会は▲▲で」
次男坊も意外と覚えているのに驚いた。
1枚、1枚思い出を話しながら並べるから時間がかかる。

DVDを並べるとラベルの写真はまさに成長の記録。
幼かった顔立ちが卒業になるといっぱしの顔になっている笑。

アルバム式のケースが2つ分。今年は何枚増やせるかな?

これが次男坊の歴史の記録。

いつか次男坊が、そしてチームのみんながこのDVDを見て
「これが自分の原点」
といえる記憶を一緒に残していきたいな。

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