昨日、22日(日)は群馬県の強豪チーム主催の交流会に参加させて頂きました。
群馬県・長野県・栃木県・神奈川県・埼玉県の5地区6チームが集まっての交流会でした。
主催チームの皆さん、対戦して頂いたチームの皆さん、ありがとうございました。

さて、我がチームは早朝7時に集合すると。。。少なっ!!
6年生エースはインフルエンザのため欠席。
6年生のサイドの選手は家の用事で欠席。
6年生の女子選手も昨日から体調不良とか。。。
5年生のサブアタッカーは前日、父親と自主練中に指をケガ。。。。
ジュニアの4年生キャプテンを含めても10人しかいない。。。。。
こんなんだったら、ジュニアの4年生にも声をかけて連れて行ってあげればよかったな。。。

さて、体育館に到着しアップを開始。
アップを開始する前に「自己目標シート」について説明。
アップ終了後に一人一人自分の今日の目標を記入。
単にキャッチ●本、アタック●本ではなく、「・・・・をしっかり意識して●●を▲▲する」
結果だけでなくその過程をきちんと書くように説明。
記入後のシートを見てみると。。。
なんとまぁ!子どもたちはそれなりに、自分たちが何を言われているのか、何をしなければいけないのかはそこそこ分かっているということは分かりました。

さぁ、試合開始。
まぁ、実力的にも10人で勝てる相手ではない。
うーーん。それにしても。。。。
午前の試合も残り2試合。
敗戦後のミーティング。
「さっきの試合終了後2つだけ頑張ろうといったことがある。
 キャプテン何だった?」
「えっと。。。・・・・・」
「副キャプテン」
「えっ。。。。。。。」
「6年R。」
「・・・・・・」
「6年H。」
「・・・・・」

「どうしたら勝利に近づけるか。まずはこの2つをしっかりやろうと伝えたことを君たちは聞いてないじゃん。そんな選手にいうことは何もない。以上。」
普段よりも大きな声で鳴く普通の声音で。(それが余計に怖かったか?(笑))
監督も「じゃ、俺も何もない。というよりどうしようもない。」

お手伝いに入っいるママさんたちは、最近ミーティングのときに話を一緒に聞いてくれます。
ざわつくママさんたち。
(「てめぇらのクソガキどもはこの程度なんだよ!」昔の私ならそう怒鳴っているところ笑)
ベンチに戻るとキャプテンがようやく思い出したのか「あっ!」と言って私に言おうとする。

「H!お前はキャプテンなんだ。お前だけがわかっていてもしょうがないだろ。
 思い出したなら、仲間に教えてやれ!言ったのは俺なんだから俺に言う必要ないだろ?
 戦うのはお前らだろ!」
いつものようにふんぞり返った姿勢で一喝!
またしてもママさんたちが右往左往して子どもたちを集める。
あーだ、こーだみんなで話し合っている。

30秒で伝えることができる2つの基本。
何をそんなに話し合ってるんだ?まぁ、みんなで考えることが大事と放置。

次の試合、勝負には負けたけれど、しっかり一人一人が意識して課題に取り組んでいる姿勢は見られました。

そう。午前中の不機嫌の原因はここ。
自分で「もっとこうしよう」「ここはこうしなきゃ」と思って取り組んでいない。
何もわからないのならしょうがない。でも、朝、記入した自己目標シートにはここ数週間取り組んできたこと、個人個人に心がけるよう声をかけていることがきちんと書かれている。
でも、「やろうとしていない」ことに怒っていたのだ。

敗戦という行きつく結果は同じでも、「やらなくて負けた」と「できなくて負けた」ではその後の行きつく先に大きな違いができるだよ。

「やならい」ということは絶対に負けにしか行きつかない。
「できない」ということは努力することでいつか「できる」になる可能性がある。
「できる」のか「できない」のかを自分で理解するためにも、まず「やるべきことをやってみる」ことが一番大切なんだ。
今年のチーム低迷の一番の原因は、球速でもない。センスでもない。
みんなのそんなところじゃないかと私は思うよ。

この日唯一参加したジュニアの4年生H。
監督や私が言ったことを一生懸命やろうとしていたね。
何度も何度も失敗して、Vポイントで当てられ泣いていたけど、最後の試合でようやくきれいなキャッチができたね。チームのピンチを救う貴重なキャッチでした。
君のような選手はきっとこれからもっともっと大きくなるよ。