この週末は、お天気の心配がありましたが何とか土・日と2日間練習をすることができました

例年であれば新人戦も終わり、チームの現在の位置、課題などを明確にし、夏の全国予選に向けて交流会やオープン大会への参加などを通じて、1つずつ階段を登っているころ。

まぁ、今年はこのような状況なので慌てず、今できること、今やらなければならないことを1つずつやっていこう。

土曜日の練習開始30分前、神社にバケツの水を運び、練習道具を置いて一度家に戻って自分の荷物を持って神社に戻ると、行き違いになって神社に先に来ていた子どもたちが黙々と練習のためのライン引きやラダーを並べています。
ライン引きは、あっちを引っ張るとこっちが歪む。こっちを引っ張るとあっちが緩む。
ワイのワイの言いながら準備をしています。
しっかりと伝えたことを理解し、行動できています。

練習開始10分前。参加選手が全員そろっているので集めてプリントを配りました。

タイトルは「6月の約束ごと」
項目は5つ。
①監督・コーチ・保護者の人にしっかりあいさつをする。
②監督・コーチ・チームの仲間が話をするときにはきちんと目を見て話しを聞く。
③監督・コーチ・チームの仲間が話をするときにはしっかり返事をする。
④キャプテンの指示には必ず返事をする。
⑤集合のときには走って集合する。

なんだか、小学校の1年生のプリントのような内容。
でも、6年生になってもこんなことすらできない子どもが多いことも事実。
ここからの10カ月、強くなるためにみんなで1つになるための土台というべきこと。

「約束ごとです。これをやらなかった人、できない人を私は怒ります。」

練習開始。
途中、なんども注意します。
「○○、もっとしっかり腕を振って」
「・・・・・・」
「ストップ!。○○もっと腕を振って。」
「・・・・・・」
「返事は?」
「あ、はい!」


キャプテン「集合!」
私「・・・・・・・・・」
子どもたち「????????」
私「返事は?」
子どもたち「あ、はい!」

決めたことができないことは、正直腹が立ちます。
特にこんな基礎的なことを。。。。。。
でも、怒ってもしょうがない。
できていないから、できるようにするために「約束」したのだから。

怒るための「約束」じゃない。
怒るライン=約束事を守らせるためには、それがしっかりできていないときは、必ず注意しなければならない。
指導者のそのラインがぶれたとき、子どもたちはその指導者の言うことをしっかり聞こうとしなくなる。

1つ1つは選手だけでない。
私も1つ1つ、着実に。