25日(日)は、市外チームが合同練習を呼び掛けて頂き、交流戦でした。
体育館が使用できない環境を聞いて、いつでも一緒に練習しましょう!とお声がけ頂きました。
随分と予定よりも早く着き、市外チームの皆さんがそろう前から体育館に入れて頂き、練習を先に始めさせて頂くなど、沢山のご配慮ありがとうございます。

1時間ほど、それぞれ別々にアップ。
ここでも、昨日のパス練習を。監督に見てもらいました。
「バウンドパスだから、低いボールを捕球してすぐに投げるという意識付けにもいいかもしれない」

久しぶりの外野のラインまであるコート。
残り時間をサイド攻撃・守備の練習に使わせて頂きました。
実は、これが一番やりたかった練習。

そんな間にも市外チームさんのフォーメーション練習を盗み見(笑)。
前回対戦したのは8月の交流会の1セットのみ。
2018年度には春の全国大会3位に輝いたチーム。
やはり、全く別のチームと思えるほど進化しています。
「あちゃ~。今日はボコボコかな・・・・まぁそれでも、何かを掴んで帰らなくては。。」
と内心焦ります。

10時になり、いざ交流戦開始。
いや~。固い。固い。動きが。。。
いや~。弱い。弱い。気持ちが。。。
練習でやってきたことの1つも出せません。
久しぶりに監督から雷が落ちます。

6年生アタッカーのO。
いいボールを投げるのですが、気持ちが弱い。
1本ミスをすると、途端に撃たない・パスはぶれる・・・・
監督の命によりベンチに下げます。
それでも、私からは淡々とどうして負けたのか、どうしてれば勝てたかも?なのかを説明します。

それでも、燻っています。選手の心が。。。。
「うーーーん。選手のみんなを僕は信用しているよ。みんな絶対に勝てるはずなんだ。
 ボールの支配権。なぜ、サイドしか通さないんだ?
 H。肩コースを狙ってみなよ。ラインの隙間を狙ってみなよ。
 昨日、その練習したじゃん。
 守備陣も。
 もっと、「勝ちたい」という自分の気持ちにもっと正直になればいいじゃん。」

 そして、いつか言おうと思っていたことを口にします。
「キャプテンのK。俺がこのチームのコーチになって、喉を潰していないキャプテンはK、お前だけだ。誰よりも勝ちたいという気持ちをコートの中で声を張り上げ、みんなに声をかけ続けてきたのがこのチームの歴代のキャプテンだ。
 K。それができると信じてたからキャプテンを任せたんだ。応えてくれ。」

整列します。
キャプテンが一礼の号令をかけます。
「気を付け」 すかざず「もう1回」
「気をつけ」 すかさず「もういっ回!」
「気をつけ!」 すかず「も う い っ か い!!」
「きをつけ!!」 すかさず「も う い っ か い!!!」(声の大きさは負けない笑)
「き を つ け!!!」(もういいや。相手チームも待ってるし。。笑)

「おねがいします!!!!!」この日一番の声がでました。

まずは、攻撃陣が吹っ切れます。笑

慎重にボールを回していたのが、積極的にきわどいコースを攻めます。
肩を掠めるアタックが決まります。
内野からの肩コースを避けて遅れた相手守備。
相手守備陣の意識がその選手に向かう瞬間に内野にボールを戻す外野。
内野からのアタック。

リードで迎えた残り1分30秒。
この1週間取り組んできた残り1分30秒の守備。

「気持ちに火をつけろ。試合を決めるのは君たち守備陣だ」

相手の外野のアタック。4年生のS。しっかりキャッチします。
この日、初めて勝利をつかみます。

次のセットもなんとか奪い、そろそろ時間の12時に。
「最後に3セット勝負しましょう」市外チーム監督さんのご厚意です。

ギアが噛み合うことも大切。

でもそれ以上にエンジンに火が灯らなければギアもなにもない。

1セット目。それまでの流れをそのままに先取。

2セット目。1セット目に控えに回した3年生3人と5年生3人をを交替です。
「君たちを3年生だなんて思っていない。オフィシャルの選手に学年は関係ない。
 君たち3人の守備で2セットで決めてきな。」と見送ります。

ベンチメンバーを言い渡された5年生3人に伝えます。
「何かダメということではない。保険をかけただけです。恐らく3セット目はある。
 1セットしっかり身体と気持ちを休めて。5分後にもう一度コートに戻すから。
 3年生3人に声をかけ続けること。来年も一緒に闘う仲間なんだから」

さすがに相手チームも譲れません。
リードの状態の残り2分ちょっと。 攻撃陣のパスミスが。
その瞬間にそれまで声が出ていた内野コートの声が一瞬途絶えます。

「まずい。負ける。」
相手チームの猛攻からVポイントへ。最後は3年生が仕留められます。

3セット目。
「最後のセット。気持ち。自分を信じること。自分が何を求めているのかを忘れないこと。それだけ。いってこい!!」それで十分なはず。

なんとか先手を取りリードを奪います。
アウトになり外野に回った6年生K。 決して守備は上手くない。でも誰よりも声を出す真面目なK。

残り2分弱。元外野がアタックを決めます。
迷うことなく戻します。大丈夫Kが外野にいるなら。
冷静にパスを送るK。
内野からのアタックが抜けたボールに横っ飛びでワンタッチするK。

「大丈夫。Kが外野なら必ず止めてくれる。」元サッカー少年。元ゴールキーパー。笑

残り30秒。

Kが果敢にアタックを撃ちます。上から下に振り下ろすようなアタック。 見事に決まりました。
内野のみんなも喜びます。
なんとか最終セットを勝たせてもらえました。

まぁ、市外チームさんは途中から闘い方を変え、「本気モード」ではなく「練習モード」だったので勝ち負けについてはあまり意味がないものと冷静に受け止めます。
それでも、得たものは大きかったです。

最後のミーティング 「鬼滅の刃を読んだ人?」 驚いたことに1/3は読んでない!

もはや社会現象なのに(笑)。

「最近、流行に乗り遅れないため、みんなの気持ちを理解するために、遅ればせながら「鬼滅の刃」を読んでいるんだ。 『自分を信じること』、『自分が何を求めているのか忘れないこと』。
今日、みんなに言った言葉。
これは、全部鬼滅の刃の話。
主人公はめちゃくちゃ弱いんだけど、ピンチになると仲間の言葉で「自分を信じること」、「自分が何をしたいのか」を思い出すんだ。
そして、仲間に声をかける。その言葉で仲間も大切なことを思い出してどんどん強くなる。
仲間がいて、声を掛け合ってどんどん強くなる。ドッジボールと一緒だなぁと思って読んでいるんだ。

だから、マンガを持っている人はもう一度そういう視点で読んでみて。
持っていない人もぜひ、友達から借りたりして読んでみて。
自分の力で、仲間の力で強くなるとはどういうことかが書いてあるから。
今日は、それが見られた試合でした。」

秋の選手権まであと1週間。

まだまだ、成長する時間はあるよ。