今週末からゴールデンウィークが始まります。
そしてゴールデンウィークが明ければ新人戦の予定です。

我がチームの目標は「全国大会出場」
そのためには、県大会で優勝することが必要です。

従って、いつも大会では当然「優勝を目指す」ということになります。

しかし、今年度が始まるにあたり、1つ考え方を変えた方がいいかもと思うようになりました。

最近、監督がよく口にするのが「自主性」・「自己肯定感の育成」です。
この「自己肯定感」というのは、目標を達成するなどにより自己を肯定することにより「自信」を育むための大切なものです。
そして、その「自信」が次の強さの探求の意欲を掻き立てると思うのです。

それを考え始めたとき、「果たして全ての大会で『優勝』を目標とすることが正しいのか?」という疑問が生まれました。
優勝を目標に掲げて挑んだ大会。しかし、1回戦敗退。
目標に遠く及ばない結果に選手たちの「自己肯定感」は育まれるのだろうか?というのもの。

そこで、年度始めのスタッフミーティングでその辺のことを相談し、段階的目標を設定していこうということになりました。

毎年、新チームになり選手構成が変わります。
新たに入団する選手もいます。
その年その年により、スタート時点の強さは異なり、選手の性格も変わります。

今年のチームは、厳しい言い方をしてしまえば「まだまだ優勝には遠い」状態です。
優勝という目標に足を進めさせていくためにも、1つずつ実績を積み上げ、もっと自信をつけていく必要があると感じています。

そのためにも、1つ1つの大会に明確な目標を設定し、着実に進歩していることを実感させていく必要があると感じています。

このゴールデンウィークに3日間の交流会が予定されています。

連休明けには、「全国大会出場」という最終目標に向け、新人戦という短期目標を選手たちと考えたいと思います。