ドッジボールのつぶやき

次男坊が所属していた競技ドッジボールチームのスタッフとして子どもたちと一緒に悩み、一緒に喜んでいます。 日々の練習・試合で感じたこと、思ったことを備忘録として残していきます。

#ドッジボール

4日(水)は18:00~20:30までの定例練習。
19:30過ぎに体育館に到着すると、大きな運動靴が沢山並んでいました。
OBコーチ2号が、週末の大会に向けてOB・OGたちを招集してくれました

監督も既に来ており、フォーメーション練習の最中。

普段は監督・コーチが来た時は、1回練習を止めてしっかり挨拶することとなっていますが、

「いいよー。つづけてー。時間が勿体ない。」

1球でも多く投げる・取るための時間を大切にしましょう

カットマンの動きが気になります。
カットマンをやっていた高2OBを呼びます。

「あんな所まで追う必要ってあるの?」
『うーん。あそこまで元外野がいっている時点でOKなんですよね。
 むしろ、リスクしかない。
 この間来た時も伝えたんですけど・・・・

 まぁ、知らないOBに言われてもじゃないですかね(笑)』

一度、カットマンを任せる選手たちを集めます。
「私が見てきた選手の中で一番のカットマンのOBです。
 隣学区のシニアチームで活躍している現役選手のOBです。
 しっかり話を聞きなさい

「シニアチームの現役選手」というキーワードが刺さったのでしょうか?
動きが変わりました(゚∀゚)アヒャヒャ

『よし!このセットで最後にして試合にしよう』監督が指示を出します。

鬼コーチは守備陣の前に行き一言だけ。

「月曜日の練習の最後に言ったこと忘れんな。
 アピールしてくれ。」

最後のセットはしっかり声が出せました

20:00になったので試合形式の練習です。

OB5人+5年生+4年生 VS オフィシャルチームでの試合です。
「アウトになるのはしょうがない。相手はOBなんだから。
 ただ1つ。ボールを残せ。同じ回数攻撃をすることだけに集中」

OBたちを集めて伝えます。
「週末が大会です。
 君たちが勝つための練習ではありません。怪我をさせないように(笑)
 守備空いているところを徹底的に攻めてください」

さすが元アタッカー5人衆。しっかりと守備の隙間を攻め込んでくれます。
課題がターンであることもしっかり理解して、クイックなパスワークで攻めてくれます。
序盤に一気に削られます。

残り時間と人数差を大声で伝える選手がいます。

そう。まだ時間はあります。ここからです。

冷静に外野を戻す作業に取り掛かりつつ、内野から狙えるところは徹底的に狙います。

『いまのは上手かったねぇ~』
ミスで終わるものの、要所要所に考えた【意図のある】攻撃が見られます。

終盤にOBの意地で押し切られましたが、良い展開の試合でした。

ジュニアチームはママーズチームと対戦です。
2年生のナイスアシストキャッチや4年生たちの守備の成長が感じられました。
もっともっと元気よくプレーすれば100点満点です

最後のOBとのセット。
序盤のOBたちのミスから攻撃が上手くかみ合います。
当てられてもボールを残す。
外野からしっかり戻る。
リードを奪われ外野を戻すしかない展開のOBの攻撃。

元外野のOBのサイドからのアタックをキャプテンがしっかり捕球。
この攻撃を慌てずにしっかり最後まで攻め切って勝利です

春先の合宿での夜のミーティングを思い出しました。
自チームの「強いところ」・「弱いところ」をグループで話し合ってもらいました。
「強いところ」で全てのグループで共通していた点

調子に乗ると強い(笑)

もはや我がチームの『伝統』だね(゚∀゚)アヒャヒャ

そしてあの合宿は福島県のチームさんの交流会に参加させて頂きました。
交流会で監督が与えた課題。

ハイタッチ

監督も今年のチームの強さを理解していたのでしょう。
どうしたら「調子に乗れるのか?」
その方法の1つがハイタッチでした。

夏の頃にくらべ、コートのなかで声を出すようになってきた感じがします。
コートのなかで選手同士が顔を合わせる回数が増えてきている気がします。

季節の変化とともに、チームの変化も感じられました。


ここ最近、5年生の保護者の方かたよく言われる。

『早朝練習はいつからやりますか?』

昔から、日曜日の練習の際に30分ほど早めに集合して【早朝練習】なるものをやっていた。

夏の全国大会予選を前に、攻撃陣のパスの精度を上げたくて6年生のみ【早朝練習】に取り組みました。

平日の練習ではパス練習が見られないこと。
日曜日の練習でも1人1人を丁寧に見られないこと。
時間の都合でやりたいメニューができないこと。

などから、6年生のみでやってみました。

夏の全国大会予選を終え、守備面や攻撃面を考えると「5年生のレベルUP」も大きな課題と感じました。
現在、オフィシャルチームの5年生は9人。
しかし、4年生のころからオフィシャルチームでやっていたのは2人だけです。
7人はこの春に初めてオフィシャルチームのドッジボールを経験したばかりなのです。

守備面ではまだまだ膝をしっかりつく動作やターンの動作がバラバラです。
また攻撃面でも、球速をはじめコントロールに難があります。

後半戦を見据え、「しっかり取れること・しっかり外野でもアタックを撃てること」を目標とするのであれば、少しテコ入れしないと難しいと感じています。

そこであるとき、5年生たちに「君たちも早朝練習しなきゃだな」と言ったのです。

この一言が冒頭の『いつからやりますか?』という保護者の質問になっているのです。

さて、必要性を感じていても実際に招集しない鬼コーチ。。。。

『招集しない理由』を考えて欲しいなぁと思っています。


選手は何も言っていない。

「いつからやります?」と聞いてくるのは保護者の方です。
肝心の5年生の選手たちからは一言もそういった言葉を聞けていません。

6年生の早朝練習。
初めて見送った代の6年生たちは一生懸命ボールを投げていました。
しかし、今年は・・・・
言わなきゃやらない。。。。

果たして意味のある時間なのだろうか・・・?

いつも感じていたことです。

言われてやる練習ならば、別に普通の練習時間だけでいいんじゃない?
求めていないものを投げても受け取らないでしょう。。。
そんな感じ・・・

強くなりたい
上手になりたい
そう考えることは大切なことですが、考えているだけで強くなる・上手になることは決してありません。
練習するしかないのです。

「練習させられる」ではなく「練習する」です。

コロナ禍が始まり一斉休校になったあの年。
次男坊は6年生になりました。いよいよ最後の1年のスタートは「活動休止」から始まりました。
同級生5人に声をかけ、「パス練習ができそうなところ」ということで市内の水上公園の芝生広場に行くと、そこには元祖・絶対王者チームの親子が勢ぞろいでした(笑)

「自主練としてやらせてください」
6年生保護者として監督にお願いすると快く認めてくれました。
監督は選手たち・保護者達がチームのためと思ってやることは絶対に反対しません。

練習がしたいのか?
親として我が子に練習の場を作りたいのか?

「やりたい」の一言。

また、もう1つ考えていることがあります。
朝の30分を開放して希望者だけ来ればいいのではないかな?と。

但し、このやり方が難しいところは「来るだけ」の人ばかりになる可能性が高いということです。

『よし今日は●●と△△とツーステップのパス練習しよう!』とか
『今日は□□にアタックを撃ってもらってキャッチ練習しよう!』とか
自分で何に取り組むのかをはっきり考えて取り組める選手は少ないものです。

「みんなが行くなら僕も行くよ」というのでは意味が無いのです。
「みんなが行くから僕も行かなきゃ」というやる気を見せるためだけではやらない方がいいのです。

もっともっと選手たちが、主体的に行動できるようになるにはどうしたらいいのか?

そこが今の私の課題です。

選手たちは「やりたい」という気持ちはあります。
その次の「行動」を起こさせるきっかけや装置を考えています。





27日(水)は18:00~20:30までの定例練習。
19:30過ぎに体育館に入りました。

久しぶりに監督も来てくれており、ちょうど守備のターン練習。
どのチームの攻撃陣も球速が速くなるだけでなくパスの精度も高くなってきており、「しっかり止まる」ためにもターンのスピード強化が課題です。

ポイントは「重心移動」だと思っています。
前に進もうとする力を以下に反転して逆方向に向けるのか?
しっかり止まった際の後ろ足から前足への重心をしっかり意識することです。

運動神経が良い選手は説明しなくても自然とそれができるようになりますが・・・・
何人かの5年生はアタフタ(笑)

少し離れたところで、ゆっくり動いて足さばきと重心について説明。
頭で理解したことを身体で表現する能力=運動神経ですが、繰り返し繰り返し動くことで身体に感覚として覚えさせることも近道です。

毎日寝る前、学校の休み時間。
【自分の時間】でできる練習です。
やった者・やらない者で差を作ることができるのですから、12人以上いるチームの選手としては取り組まない手はないと思うけどな。

OBが2名手伝いに来てくれていたので、20時からはOB(コーチ2号含む)+5年生+4年生 VS オフィシャルチームで試合形式の練習です。

守備が課題の5年生メンバーをOBチームに振り分け、先ずはしっかり6年生アタッカーのボールに対応できるように頑張りましょう。
オフィシャルチームは、OBたちの攻撃をいかに凌ぐか、はっきり言ってしまえば「ボールを残せるか」が課題です。
相手チームはOB3人をのぞけば、守備が課題の5年生+4年生のジュニアメンバーです。
例え当てられたとしても、しっかりボールを残して攻撃権を奪うことができれば勝機は見えてきます。
しっかりと考えてプレーする姿を見せてくれました

1セットを終え、次はジュニアチーム VS ママーズチームでの試合。
オフィシャルチームは休憩です。

この日、先日体験に来てくれた隣学区の6年生男子 Eが入団してくれました
「6年生のこの時期からで大丈夫かな・・・・」という不安も個人的にはありますが、【来るもの拒まず】が監督の方針

直接、Eに聞いてみたいことがあったので鬼コーチはEのもとへ。

「なんでドッジボールをやりたかったの?」

Eは真剣な目で答えてくれました。

『日本代表になりたいんです』

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?(笑)

話を聞くと、日本代表選手の服部選手のYouTubeやSNSを見て、『自分もドッジボールの日本代表になりたい!』と思っていたとのこと。
3年生の頃に隣の小学校にドッジボールチームがあると聞いて、ずっと「入りたい!」と言ってきたけどお家の事情でなかなか入団できなかったとのこと。

『日本代表になりたい!』
いいなー。。。。(笑)

私も服部選手のYouTube動画やSNSは見ています。
【競技人口の拡大】や【競技ドッジボールの普及】にとても熱心に取り組んでいる選手だなぁと感心していました。
先日の栃木県の大会にもゲストとして参加してくれて、選手たちの憧れの存在です。

今、目の前に代表選手の活動に触れて「ドッジボールの選手になりたい」と真剣に想っている小学生がいる!!!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

服部選手!
やりましたよ!
あなたの想いが届いてますよー!!
(このブログの数少ない読者のなかで服部選手にツテをお持ちの方は是非お伝えください(笑))

もし、このときEが『ドッジボールが好きだから』とか答えていたら・・・・(笑)

「そうか。日本代表か。かっこいいな。
 
 Eが日本代表選手に憧れてドッジボールを目指すように、Eも大人になって子どもたちが「ドッジボールやりたい!」と思わせる選手になれるように頑張れよ」


最後の終礼。

ここ最近、B級審判員の受験予定の方々が練習に来てくれています。
最後に審判員の皆さんに挨拶する際に気になっていたことが。。。。

審判員さんの挨拶の方が大きな声じゃね?問題。

終礼で伝えます。
「声で負けています。ドッジボーラーは何でも勝たなきゃダメ!」

以前、岩槻のガチンコチームさんとの合同練習。
前監督さんで、現監督さんのお父さんコーチ。

最初の挨拶の際に、厳しい⚡一閃!!
『線を踏むんじゃない!!!ドッジボーラーはどんなときでも線を踏まない意識を持て!!!』

とても大切なことです。いつでも。どんなときでも。

挨拶に勝ち負けはないけれどね💦(笑)

今年度一番の大きな声であいさつできました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

秋の気配。
新メンバーを加え、チームにも新しい風が吹くといいな







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